DS-6の特徴とは?
ヤマハは古くから、しっかりとしたパワーと粘りのあるトルクを持つエンジンと、絶妙にセッティングされた足回り、そして優雅さを感じさせるデザインを特徴としたモデルを送り出してきました。
そのレベルの高さが、今でもたくさんの熱狂的なファンを世界中から集めているのです。
こうした伝統を感じさせる旧車の一つが、「DS-6」です。
DS-6は1969年に発売されたスポーツタイプのモデルで、今でいう250ccクラスのモデルで実質排気量は246ccとなっています。
最高出力は30PSを出していて、最大トルクは28.6Nmもあります。
今から50年以上も前のモデルとしては、かなり効率的なエンジンをすでに作っていたことが分かります。
車両重量は145kgですから、このエンジンと比較すると軽やかに加速して、風を切るようなトップスピードを楽しめるバイクだったことが想像できます。
空冷式の2ストロークエンジンで並列2気筒の構造です。
当時の販売価格は18万7,000円となっています。
独立したメーターやティアドロップタイプの燃料タンクなど、見た目にもかわいらしく、今からするとレトロバイクの典型的なスタイルと言えるでしょう。
ヘッドライトも丸形で大きく優しい雰囲気を作っています。
パーツのシルバー感がとてもきれいで、全体的に優雅なイメージを醸し出しています。
DS-6の魅力とは?
DS-6の魅力は、やはりそのスポーティーな走りにあります。
上記のエンジンスペックにもあるように、パワーが強くボディーの軽さを活かしたアグレッシブな走りができます。
その秘密は5ポートシリンダーを採用していることにあり、効率よく燃焼して安定したパワーを生み出します。
同時に、剛性の強いフレームとしっかりとしたサスペンションを使っているため、安定感のある走りができるのもメリットです。
ハンドルとシートとのバランスにより、多少前傾姿勢になるライディングポジションで、アグレッシブな走りを満喫できます。
エンジン特性はバランスが良く、発進から低速、中速までしっかりと吹けていくので、トルクをしっかりと感じられる走りを楽しめます。
高速でも安定した巡行を見せてくれるので、長距離走行でも安心感を持って走れるはずです。
こうした走りの良さと共に、やはりレトロでかわいい雰囲気のデザインが大きな魅力となっています。
シート下のブルーカラーに2本のラインが入っている部分が、良いデザインのアクセントとなりさわやかなイメージを作っています。
まっすぐに伸びるシルバーのマフラーも時代を感じさせるもので、存在感たっぷりです。
洗練された見た目の中にスポーティーさやかわいらしさが混在していて、ち密なバランスを持った美しさを感じることができます。