初の4ストローク搭載「XS650」

ヤマハ初の4ストロークマシン「XS650」

YA1が1955年に生まれてからずっとヤマハでは2ストロークエンジンのマシンを作り続けてきましたが、XS1は初めて4ストロークエンジンが利用された記念すべきマシンです。
ヨーロッパなどバイク大国では当時バーティカルツイン650ccエンジンが搭載される大型バイクが定番とされていました。

コンパクトなヘッドのOHCを採用してきた当時のヨーロッパらしい大型バイクとは違い、よりスリムなイメージのマシンとしたのがXS-1でした。
ダブルクレードルフレームにエンジンを搭載したことでエレガンスなデザインが引きたつXS-1は、当時ライバルだったヨーロッパ諸国をあっと言わせたバイクだったのです。

その流れをくむマイナーチェンジ車として誕生したXS650は、フロントフォーくにセリアーニ式を採用し特徴を持たせています。
XS650はヤマハの中で4ストローク2気筒エンジンを搭載したXS-1に続く2代目となるマシンであり、XS-1の流れをしっかり継いだ魅力を持っているマシンです。
マシンデザインが非常に美しくエレガントで、街乗りもかっこいいファッション性も高いバイクといえるでしょう。

ヤマハXS650の特徴を知るとその魅力が見えてくる

エンジンデザインを見ても1960年代のバイクというイメージがあります。
このXS650のエンジンデザインは1980年代に発売となったXS650スペシャルまでずっと採用されてきました。

シンプルで見やすいメーターは2眼色でタコメーターの中にウインカーインジケーターが内蔵されています。
ばっとマフラーと呼ばれるマフラーもXS650の大きな特徴となる部分です。
左右に1本ずつにょきっと伸びたこの形状のマフラーはTX650でデザインが変更されました。

雨の日の走行では閉じておくのがセオリーとされる開閉可能なフロントドラムブレーキはエアスクープを採用しています。
ブレーキ部分にもXS650の独特な特徴を見ることができるのです。
その後に作られたXS650 Specialは日本の中でアメリカンブームの火付け役となったバイクで、リアブレーキがドラムからディスクに変わり2球式テールランプが採用されるなどこれも人気のマシンとなりました。

XS650のスペックは?

全長2175mm・全幅905mm・全高1155mm、エンジンは空冷4サイクルOHC2気筒エンジンです。
総排気量はボア×ストロークが645cc/75mm×74mm、最高出力 最大トルクは53ps/4000rpm・5.5kgm/6000rpmとなっています。

始動はキック式で変速は5速、タイヤはフロントが3.50-19・リアが4.00-18です。
ブレーキはフロントリアともにドラムブレーキ、圧縮比率は8.7となります。

エレガントさを感じさせるデザインのXS650は、現在も高い人気を誇るマシンです。
状態のいいものもありますが、非常に人気の高いマシンなので状態のいいものは値が落ちないという特徴も持っています。
XS650のフルカスタムのマシンも人気があり市場にも時折出てくるので情報を集めておけばいいものが手に入るかもしれません。

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