惜しまれつつ生産終了が発表された「SR400」
バイクの技術は年々進歩していますが、名機と呼ばれるようなバイクは長い年月が経っても愛され続け、時代の流れに負けない力を持っています。
その最も分かりやすい代表とも言えるのがヤマハの「SR400」です。
この「SR400」はなんとデビューしてから40年近くが経過していますが、それでもこのシリーズのファンは多く、世界中でも高い販売台数の数字を誇っています。
その「SR400」が2017年に生産終了するというニュースが発表され、ヤマハファンだけでなく、バイクファンの間で衝撃が走りました。
変わることのない個性的な能力とデザインを維持し続けてきた、不朽の名車ともされてきた「SR400」がもう終わってしまうということで、多くの人に悲しみをさえ与えるものとなったのです。
40年間変わることのないコンセプトが素晴らしい
何十年も存続してきたシリーズというのは、バイクでは意外と多いものです。
しかし、同じシリーズであってもデザインやパーツ構造、基本的なフレーム構造などが大幅に変更されることは珍しくなく、初期のモデルと現在のモデルでは全く違うコンセプトとなっているケースも多くあります。
その点で、この「SR400」は驚異的ともいえる歴史をつづってきました。
なんとデビューからこの40年間、ほとんど大きな変更をすることなく、基本的なコンセプトをずっと引き継いできたのです。
もちろん、排ガス規制などの法令の変更に伴う調整はモデル変更に伴ってされましたが、基本的なフレーム構造やエンジン性能、デザインの変更は全くないと言っても良い状態です。
そのため、最初期のモデルと最後のモデルとの間には大きな違いはほとんど見られず、40年間同じ姿を取ってきたと言っても良いでしょう。
それだけ「SR400」というコンセプト自体が完成されたもので、他にはない強い力を持っているということになります。
後継シリーズがどうなるのか注目が集まる
「SR400」はデビュー以来数年ごとにモデルチェンジがなされ、こまごまとした変更が加えられてきましたが、特に大きな変更はなかったモデルです。
しかし、2017年にこのシリーズの生産終了が決まり、これから新しいシリーズの開発がなされるということが発表されました。
この後継シリーズがどのようなバイクになるのか、今からバイカーたちの注目の的となっています。
走行性能やボディー構造、デザインなどで変更の余地がほとんどないほどの完成度を持ったシリーズでしたので、それを踏襲するような素晴らしい後継機を開発してほしいというのが、ヤマハファンの強い願いです。
これほどまでに長く愛され続けてきたモデルというのはそうないので、新しいシリーズもそのような人々に愛されるバイクとなってほしいものですね。