気をつけたい信号待ちの衝突事故

都市部でしばしば起こる信号待ちの衝突事故に注意!

バイクの事故と言えば、カーブを曲がるときに曲がりきれずに壁や電柱に激突する、あるいは車と衝突するといった「自分からぶつかる」ケースが多い印象もありますが、停車している時に車にぶつけられる事故も起こりえます。
この「もらい事故」とも言えるケース、じつは都市部では意外に思えるほど多く注意が必要です。
信号待ちで停車している時に後方から車にぶつけられる事故が都市部に特に多く、ライダーにとっては厄介な問題となっています。

まさかに停車している時に事故にあうとは思わないものですし、まして後方からぶつけられるなど思いもよらないものです。
ライダーの立場からすると、相手の一方的な過失で事故に巻き込まれる理不尽なケースでもあり、不意打ちを食らうような形で起こることもしばしばです。

では実際に、こうした停車中の衝突事故はどの程度起こっているのでしょうか?
警視庁のデータによると3年間で2000件近くにまで達すると言われています。
つまり一日に2件くらいのペースで起こっているわけです。

なんてこんな理不尽が事故が起こるのかというと、基本的には車の前方不注意が原因です。
スマホ運転や同乗者との会話に夢中になって、前方のバイクが視界に入らないケースが多いようです。
自動車のドライバーの心理として、前方の車には気をつけてもバイクは意識に入らないパターンも少なくないのです。

しかも、近年の安全性を重視した自動車には衝突被害軽減ブレーキが搭載されているものもあります。
これがあれば前方に衝突する可能性があるモノを検知するとブレーキが作動するのですが、自動車はともかくバイクを確実に検知できるとは限らないのです。
そのためドライバーが「この機能がついているから大丈夫」と過信してしまった結果、かえってバイクの衝突事故が増えやすくなっている厄介な状況も起こっています。

停車中でも気を抜かずに周囲の安全を確認しよう!

この停車中の衝突事故に関しては、とにかく「ライダーが気をつけるしかない」のが実情です。
停車しているから安全という認識を捨てて、不意打ちを食らわないよう停車中も気をつけたいところです。

またライダーの間では、「高速道路の渋滞の末尾にはつかないほうがいい」という意見もあります。
とくに深夜などでは大型トラックが高速道路の渋滞末尾に突っ込む事故が起こりやすく、バイクが衝突しようものならひとたまりもありません。
そんなときには、車と車の間に入るとよいというのです。
もっとも、バイクの車間のすり抜けは違反になる可能性が高くなるので要注意、あくまでルールを守りつつ自分の安全を図れるような形で停車中の事故を防ぐよう心がける、ということになるのでしょう。

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