バイクのデザインを手がけるのはGKダイナミックス

GKダイナミックスとは

皆さんは、GKデザインという会社をご存じでしょうか。
美術デザインを専攻されている方であれば、知っていて当然と言われるかもしれません。
GKデザインは、正式名称を「株式会社 ジイケイデザイン機構」といい、事業としてデザインを手掛けているグループ会社です。

戦後間もない日本に、デザインの概念を持ち込んだのもこの会社で、創業1925年の老舗のデザイン会社です。
創業以来、数々のデザインを手掛け、標榜として「モノの民主化」「美の民主化」を掲げました。
楽器や調味料、バイクや自転車のデザインなど多くのデザインを手掛け、その中のバイク部門をデザインするのが、「GKダイナミックス」という会社です。

GKダイナミックスの軌跡

GKデザイングループは、大阪万博の環境デザインを始め、数々の作品をこの世に送り出してきました。
そのような中で、カテゴリーのデザイン別に部門を分け、その中のモーターサイクルを中心に、デザイン活動を行っているのがGKダイナミックスです。

GKデザイン発足のきっかけとなったのは、東京藝術大学の学生たちと小池岩太郎助教授の存在でした。
社名ともなっているGKは、「Group of Koike」から取ったもので、この活動期がGKデザインの創世期に当たります。
デザインの重要性は、グローバル化し、より複雑化する世の中で、様々な課題を提起する手段としても用いられています。

GKダイナミックスとヤマハのかかわり合い

GKダイナミックスは、モーターサイクル中心の、デザイン業務も行っているということもあり、バイクメーカーにも様々なデザインを提供してきました。
例えば、「赤とんぼ」の愛称で知られる、ヤマハの「YA-1」は走行性能もさることながら、そのデザイン性で名車と呼ばれてきました。

このYA-1をきっかけに、以来GKダイナミックスは、スクーターは以外の二輪車のデザインを、すべて手掛けることになりました。
昔から、ヤマハのバイクは格好がい、デザイン性に優れているといわれるのも、GKダイナミックスの力によるものが大きかったんです。

GKダイナミックスのデザイン

ここまでの解説で、そんなにデザインが重要視されるのか、と素直に疑問をもつ方もいらっしゃるはずです。
しかし実際に、私たちが商品を選ぶ時、一番最初に目にするのは、デザインそのものなんです。
バイクもしかり、性能よりもまず、デザイン性を重視するといった方も、多いのではないでしょうか。

GKダイナミックスの中でも、有名なカーデザイナーに小林平治氏がいます。彼は、のちに名車と呼ばれる、数々の車をデザインした人物です。
例えば、マツダの初代コスモスポーツや初代キャロル、R360クーペやトヨタ2000GTの後期型のデザインを担当していたのはあまりにも有名です。

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