ヤマハのMotoGPでの歴史について
2輪車のレースは様々な形で世界中で開催されていますが、その中でも世界最高峰のロードレースがMotoGPです。
MotoGPはFIMの主催の下1949年に始まったもので、最初はヨーロッパがメイン会場となって開催されていました。
いくつものカテゴリーが存在しているのですが、MotoGPはトップクラスとなっていて、ここで勝てるというのは名実共に世界最高のバイクメーカーとライダーであることの証明となります。
それだけに、世界のバイクメーカーがしのぎを削ってワークスマシンの開発を行っていますし、類まれな能力を持つライダーを発掘してレースに送り込んでいるのです。
このMotoGPにヤマハは1961年という比較的早い時期から参戦しており、最初は5月21日に始まったフランスGPでした。
すでにヤマハは運動性能の高いマシンを市販車として送り出してきましたし、高い技術力とこだわりの強い技術陣がいましたので、レースの世界で花開くのにも時間はかかりませんでした。
1964年にはGPチャンピオンの栄誉を獲得しています。
この時は、GP250でRD56を使って勝利を得ています。
ヤマハの強さはその後も衰えることなく、何回も表彰台の上に登ってきました。
2017年にはグランプリ通算500勝を達成しています。
しかも5月21に開催されたフランスGPということで、初参戦をした地に同じ時期に500勝を記録したというのは実に感慨深いものがあります。
ヤマハチームのライダーやマシンについて
ヤマハの強さの秘密は、優秀なライダーの発掘とチームとの協力関係にもあります。
初めてGPチャンピオンを獲ったライダーはフィル・リードです。
その後も、フィル・リードはコンスタントに記録を伸ばし、ヤマハの黄金期を作りました。
通算500勝を飾ったのはマーベリック・ビニャーレスで、ヨーロッパレーサーらしい、ち密かつアグレッシブな走りが多くのファンを集めました。
現在のライダーはファビオ・クアルタラロやフランコ・モルデビリ、アンドレア・ドビツィオーゾ、ダリン・ビンダーなどでヨーロッパ勢が多いです。
マシンは、YZR-M1を使っています。
2002年に開発が終わり実践投入されたマシンで、すでに8回のチャンピオン獲得の記録を残しています。
Mという文字が入っているのは、このバイクの経験をワークスマシンから市販車に落とし込むミッションを持っているということを示しています。
また、チャンピオンを獲るというミッションを果たすことを約束するものとなっています。
毎年このモデルに様々な調整とパーツ変更を加えて、見る度により強く俊敏な運動性能を持つマシンへの成長しているのを見られるのも、楽しみの一つです。